うるしの桶は、うるしを保管するための大事な道具です
皆さんこんにちは。今日も暑いですね。輪島は今年初の猛暑日が予想されています。夏バテしないように、体調管理には気をつけましょうね!
では今日の話しです。今回は、うるしの桶についてです。
岩多箸店では、うるしを購入する時は桶単位です。このひと桶は一貫目で約3.75Kgです。
うるしは、空気中の水分により固まろうとする性質があります。よって、空気に触れないように保存しなければなりません。
そこで考えられたのが、紙製の桶と油がついた紙です。
うるしの桶は、紙製とは言っても、撥水性を高めるために柿渋を塗ってあるんですよ。
この桶にうるしを入れ、丈夫な油のついた紙で蓋をします。
この時にできるわずかな隙間でも、うるしは固まってしまうので、白いプラスチックの棒状のもので密閉します。
この輪っか、密着させるようにセットするのは、意外と難しいんです!
細心の注意を払って、今日もうるしを使ってます。